この記事では、「運びになりました」と「運びとなりました」の違いを分かりやすく説明していきます。
「運(はこ)びになりました」とは?
まず、「運び」は「物をある場所から他の場所へ移すこと」、「足などの進め方や動かし方」、そして、「物事の進んでいく具合」、「運び具合」、「段取り」という意味も含まれています。
「なりました」は「なる」の過去形である「なった」をですます調にした敬語表現になります。
したがって、「運びになりました」は「その段取りになった」というニュアンスを表す敬語表現になります。
「運びになりました」の使い方
「運びになりました」は段取りの内容を前に伴い「○○という運びになりました」や「○○の運びとなりました」のように使われています。
「運(はこ)びとなりました」とは?
「運びとなりました」も先述した「運びになりました」と同じく「その段取りとなった」というニュアンスを表す敬語表現になります。
「運びとなりました」の使い方
「運びとなりました」は段取りの内容を前に伴い「○○という運びとなりました」や「○○の運びとなりました」のように使われています。
「運びになりました」と「運びとなりました」の違い
「運びになりました」と「運びとなりました」はどちらも「その段取りとなった」という意味合いを表す敬語表現になります。
二語の間に大きな差はないのでお互い言い換えとして用いることもできます。
「運びになりました」の例文
・『審議の結果、お客様の口座を凍結させていただく運びになりました』
・『来月より当社ツールに下記の仕様変更を加える運びになりました』
「運びとなりました」の例文
・『長らくご愛顧いただいた本タイトルですが、来月を持ちましてサービスを終了させていただく運びとなりました』
・『法律改訂に伴い、サービス利用条約にもいくつか変更を加える運びとなりました』
まとめ
「運びになりました」と「運びとなりました」はどちらも同じようなニュアンスを表す敬語表現であり言い換えが可能ということでした。