「引退」と「卒業」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「引退」と「卒業」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「引退」「卒業」の違いを分かりやすく説明していきます。

「引退」とは?

引退とは、地位や役職、現在の職業、活動などから身を退くことをいいます。

退いた後は職業には就かないのが一般的ですが、スポーツ選手の場合には現役を離れることを引退と表現しています。

引退するかどうかは、自らが判断します。

また、「芸能界を引退する」といった使い方もあります。

「卒業」とは?

卒業とは、学校のすべての課程を学び終えることをいいます。

「高校を卒業する」といった使い方をします。

また、卒業はある時期や段階を通り過ぎることを指す場合もあります。

比喩的に用いられる表現で、「ミルクは卒業した」などといったりします。

「引退」と「卒業」の違い

引退は地位や役職、現在の職業、活動などから身を退くことで、卒業は学校のすべての課程を学び終えることです。

引退は年輩者やスポーツ選手、芸能人などが使うことが多く、卒業は学校の所定の課程を終えた人が使います。

また、卒業にはある段階を通り過ぎるという意味もあり、引退することを卒業と表現したりもします。

例えば、俳優活動をしていた人が引退する場合、俳優を卒業するということもあります。

「引退」の例文

・『彼は素晴らしい陸上選手でしたが、大きな怪我をしたので引退することになりました』
・『結婚と出産を機に芸能界を引退しましたが、20年ぶりに復帰します』
・『プロ野球を引退した後も、野球に携わる仕事がしたいと思っています』

「卒業」の例文

・『高校を卒業したら東京の大学に進学する予定です』
・『今年の卒業式はとても寒い日で、雪が舞っていました』
・『推し活からは卒業しました』

まとめ

引退は地位や役職、現在の職業、活動などから身を退くことで、卒業は学校のすべての課程を学び終えることです。

卒業はある段階を通り過ぎることを表す場合もあり、引退することを卒業と表現することもあります。

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