この記事では「細心の注意」について解説をします。
「細心の注意」とは?意味
細かなところまで気を配る、という意味です。
「細心」には、細かなところまで気を遣うことという意味があります。
気が小さいことという意味もありますが、ここではその意味では使用していません。
「注意」は気をつけることです。
「細心の注意」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄に対して細かなところまで心を配って欲しいときや、話し手側で細かなところまで心を配るときに使用をします。
気をつけて行動をしなければならない場面で主に使用されます。
会話や文章の中では、この言葉の前後には他の言葉をつけます。
たとえば、「細心の注意を払って梱包してください」といった使い方ができます。
壊れやすいものを宅配便で送ることになりました。
輸送中に壊れないように、しっかりと梱包をしなければなりません。
梱包をする際に気をつけていないと、壊してしまう心配があります。
わかっているとは思いますが、梱包をする人に対して、念のために注意をしておくことにしました。
その際に「細心の注意を払って梱包してください」といった言葉を使います。
これに対しての返答として、「細心の注意を払って梱包いたします」といった使い方もできます。
この人は言われたことを守って梱包をするつもりです。
細かなところまで気を配って、壊れないように丁寧に扱って梱包をします。
そのさまを表します。
「細心の注意」を使った例文
・『細心の注意を払いながら行動いたします』
「細心の注意」の返答や返信例
「こうしてください」とお願いをして、「わかりました」と返事をもらったならば、それをするように「よろしく」の意を伝えたり、行ってくれることに対してお礼を述べたりするとよいでしょう。
細かなところまで気を配るといっても、相手が考えているものと自分が考えているものとが異なる場合があります。
自分が思っているほど気を配ってくれないことがあるのです。
そのため、具体的にどうして欲しいのか、どの程度気を配る必要があるのか伝えておくとよいでしょう。
丁寧に説明をすることは、食い違いを防ぐことにつながります。
まとめ
この言葉は、細かなところまで気を配って物事を行って欲しいときや、自分が物事を行うときに使用をします。
この前後の言葉を変えることで、相手に何かをお願いするときにも、自分が何かをするときにも用いることができます。