ビジネスパーソンらしい表現を心得ておくと、株が上がるもの。
「思いました」の正しい使い方を見ていきましょう。
「思いました」とは?
「思う」とは、自分の感じ方をほかの人に話す言い方です。
「私はこう思いました」というと、自分の主張を述べることをあらわします。
「ました」は過去形にあたるので、個人的にそう思ったこと、そう考えたことを示しています。
「思いました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
そう感じたこと、当時はそう思っていたことに使われるのが「思いました」にあたります。
個人の意見として、心に浮かんだことを述べる時に用いられています。
一方で「思いました」は敬語としての力が薄いため、目上の方に用いるのは不安材料の多い表現です。
ほかの丁寧な言い方も心得ておき、その場にあった言葉をチョイスできる社会人になっていきましょう。
「思いました」を使った例文
・『A案よりもB案の方が、好ましいと思いました』
・『今となってはですが、あの頃は売れないだろうと思いました』
「思いました」の類語や言い替え
「思いました」とよく似ている言い方に「思います」があります。
どちらも自分の考えを述べる言い方ですが「ある時点でそう思った」というニュアンスが強いのが「思いました」です。
現時点での自分の考えを明確に述べたい時は「思います」と言い切る形を採用していきましょう。
一方で言い替えの表現に「存じます」や「私個人の見解では〜と考えております」そして「あくまでも私見ですが〜と思われます」があります。
「私個人の見解では」や「あくまでも私見ですが」は個人的に感じたことを、述べる時の前置です。
「偏った意見になるかもしれませんが」このようなニュアンスがあるので、上手く取り入れていきましょう。
まとめ
「思いました」を解説しました。
言葉の使い方を正しく心得て、ビジネス敬語の達人を目指していきましょう。
