この記事では「深謝いたします」について解説をします。
「深謝いたします」とは?意味
深く感謝をしています、深くお詫びをします、という意味です。
「深謝」には、心の底から感謝をすること、心の底からお詫びをすることという意味があります。
「深」は程度が深いという意味を持つ漢字です。
「謝」には、お礼という意味と、わびるという意味があります。
そのため、「深謝」はお礼をいうことも、お詫びをすることも意味します。
「いたし」は「する」の謙譲語です。
「ます」は敬意を表します。
「深謝いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、感謝の気持ちを伝えるときに使用をします。
日常の些細な事柄へ感謝をするときよりも、改まった場で使われることの方が多いです。
お茶を入れてくれた、荷物運びを手伝ってくれたといった、日常でよくあるような事柄に対しては、あまり使いません。
たとえば、ある事柄をするために非常に大きな力を貸してくれた、病気で入院をしていたときに何度も気遣いを示してくれた、といったときにこのような言葉でお礼を述べます。
また、謝罪の際にも使用をします。
感謝を伝えるときと同様に、日常の些細な事柄にはあまり使用をしません。
人とぶつかってしまった、それほど重要ではない事柄に関して遅刻をしてしまったといったときには、このような言葉を使うことは少ないです。
非常に大きな迷惑をかけたときなどに使われます。
日常の些細な事柄に対してこのように述べると大げさに感じられてしまうので、状況にあわせて感謝や謝罪の言葉を選びましょう。
「深謝いたします」を使った例文
・『お心遣いに深謝いたします』
「深謝いたします」の返答や返信例
感謝の気持ちをメールで伝えてくれたならば、お礼の連絡をしてくれたことへ感謝を示すとよいでしょう。
相手にとって何か望ましい結果になっているなら、そのことを一緒に喜ぶのもよいかもしれません。
謝罪の場合は、それを受け入れられるならば許しの言葉を与えます。
許しの言葉をかけることで、相手の気持ちは軽くなることでしょう。
許しを与えない場合は、相手との関係に影響が出る可能性があります。
まとめ
この言葉は、感謝の気持ちを伝えたり、謝罪をしたりするときに使用をするものです。
感謝の意味なのか、謝罪の意味なのかは状況によって変わります。
些細な事柄にはあまり使いません。