この記事では「改善に取り組んでおります」について解説をします。
「改善に取り組んでおります」とは?意味
さらによくするための行動をしている、という意味です。
「改善」は、悪いところをよい方へ変えることをいいます。
機械のような具体的なものではなく、条件や関係など抽象的なものをよいものに変えることを特にいいます。
「取り組ん」は「取り組む」のことで、力を尽くして物事をするという意味です。
「おります」は、現在の状態を表します。
「おり」は「おる」のことで、「いる」の丁寧な言い方です。
「ます」は敬意を表します。
「改善に取り組んでおります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が現在何をしているのかを伝えるために用います。
悪いところをよい方向に変えているときに伝えるものです。
たとえば、管理体制に問題があったため、不都合な事態を起こしてしまったとします。
これによって迷惑を受けた人たちがいます。
迷惑を受けた人がいたならば、謝罪をすることが望ましいです。
謝罪の際には、「申し訳ない」という意を伝えることが大切ですが、今後の対策も伝えることが大切です。
迷惑を受けた側は、同じようなことが起こらないで欲しいと思っています。
そのための対策を伝えるのです。
その際に「今後同じことが起こらないように、改善に取り組んでおります」といった使い方をします。
何の改善であるのかは、この前に述べます。
具体的に何をしているのかを述べるのもよいでしょう。
「改善に取り組んでおります」を使った例文
・『待遇の改善に取り組んでおります』
「改善に取り組んでおります」の返答や返信
世間に向かって「こういうことをしています」と伝えている場合があります。
そのときは、そういったことをしているのかと把握しておくとよいでしょう。
報告をしてくれたときは、それへの返答をします。
どういった取り組みを行っているのか具体的に聞き、助言すべきことがあれば助言をするとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、悪い部分をよいものに変えているときに使用をするものです。
現在その行動を行っています。
悪い部分をそのままにしていては、不都合が生じてしまいます。
悪い部分があるとわかったならば、よい方向へ変えていきましょう。
