「結びとなりますが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「結びとなりますが」とは?
「結びとなりますが」とは、主に手紙やスピーチの最後に締めくくりとして何かを述べる場面で使用できる言葉です。
「結び」とは「結わえ付ける」という意味の他に「締めくくる、終わり、結末」といった意味を持っていますので、「(この話の)締めくくりとなりますが」という前置きの言葉となります。
これまでの話をまとめ、内容の整理やリマインドしたいときに使用されます。
「結びとなりますが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「結びとなりますが」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが取引先に少し長めの依頼をメールしたとします。
その際、重要なポイントについては「結びとなりますが、前段でお伝えした〇〇の件については来週までにご回答いただければ幸甚です」のように改めて付け加えると丁寧で堅実な印象になります。
「結びとなりますが」を使った例文
・『結びとなりますが、暑さ厳しい折お体ご自愛下さい』
・『結びとなりますが、今後ともお引き立て賜りますようお願い申し上げます』
・『結びとなりますが、皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします』
「結びとなりますが」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「最後となりますが」や「まとめとなりますが」「整理いたしますと」「最後に」「要約いたしますと」などに言いかえできます。
またメールや手紙の場合は「末筆ではございますが」や「末筆ながら」といったフレーズも使用されることがあります。
文章の内容や相手との関係性により適宜使い分けましょう。
まとめ
このように「結びとなりますが」は、主に手紙やスピーチの最後に締めくくりとして何かを述べる場面で使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
