近くの日程を、お伝えしたい時があります。
「もうすぐ」の適切な使い方と、類似表現を見ていきましょう。
「もうすぐ」とは?
「もうすぐ」は「そう遠くない未来」を示しています。
それほど間を空けなくても、じきにやって来る日時を指しています。
「もうすぐ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
日常会話で使われる「もうすぐ」は、便利な言い方です。
「もうすぐ特急電車がやってくる」や「もうすぐバレンタインだ」など、近くの予定を伝える際に用いられています。
一方でビジネスシーンの「もうすぐ」は慎重に使いたい表現のひとつ。
人によって「もうすぐ」がどのくらいなのか、とても曖昧だからです。
例えば「サンプルはいつ届きますか」と取引先から聞かれた時に「もうすぐだと思います」と答えると、ぼやけた言い方に。
担当者によっては「目安でもいいので、具体的な日程を教えて欲しい」と思うかもしれません。
正確な日付をお伝えできない時はあらかじめその事情を説明しておき、同時に「まもなく」や「近いうちに」そして「一両日中に」や「即日」などの言い方も、臨機応変に用いていきましょう。
ゆとりある対応が、仕事力を上げてくれるはずです。
「もうすぐ」を使った例文
・『コピー機の工事は、もうすぐ終わります』
・『まもなく締め切りとなりますので、お急ぎください』
・『ご注文のお品物は、即日発送いたします』
「もうすぐ」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な表現を見ていきましょう。
「もうすぐ」の類似表現
よく似ている言い方に「そろそろ」が挙げられます。
口語で用いられる表現で「もうすぐ」より、時間の間隔が短くなっています。
「社長がそろそろ、いらっしゃいます」や「そろそろお時間ですので、恐れ入りますがご退室をお願いいたします」のように使われています。
「もうすぐ」よりも現在時刻に近い表現なので、今すぐ何かをお知らせしたい時に使用してみましょう。
「もうすぐ」の敬語表現
敬いの言い方に「近いうちに」や「一両日中に」そして「即日」が挙げられます。
一両日中とは、今日を入れて2日または3日間をあらわします。
「一両日中に納品させていただきます」と引用されています。
また「即日」は当日を示すので「一両日中」よりも、さらに急ぎの言い方になります。
併せて覚えておきましょう。
「もうすぐ」の返答や返信例
このような文言をいただいたら、スケジュールを見て不明点があれば確認しておきましょう。
「ご連絡ありがとうございます。
数点確認したいことがございますが」として、日程の調整をおこなっていきます。
まとめ
「もうすぐ」の使い方を見てきました。
社会人らしい言い回しを知って、明るいコミュニケーションを取っていきましょう。
