「ひらめき」という花言葉の花は、キラリと輝く発想のある人へ贈り、応援する気持ちを伝えるのに向きます。
スマホの待ち受けにして、考えが煮詰まった時に眺めるのも良いでしょう。
発想が大事なアイデア商品のブランドイメージにも合います。
一方、自分に「ひらめき」がなく、実現に必要な雑務しか出来ない人には合いません。
但し、人材としては重要です。
「ひらめき」は、こういう2つのタイプの人が力を合わせないと、現実的なアイデアになりません。
「ひらめき」の花言葉を持つ花
「ひらめき」という花言葉を持つ花は、次の通りです。
「マンサク(満作)」
マンサク科マンサク属の落葉樹で、春に先がけて黄色い花を咲かせます。
花は細く捩れた花弁が付いた独特の形です。
「マンサク」の名前は、春に「まず咲く」から付いたとされます。
「イネ」の作柄を占う花とも考えられており、よく咲けば豊作という事で「満作」の文字と結び付きます。
一方、ネイティブ・アメリカンにとっても、不思議な力を持つ樹木と認識されており、占い棒を「マンサク」で作っていました。
魔術や占いの類は理詰めの根拠よりインスピレーションが重視されやすいので、「ひらめき」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「直感」「感じやすさ」「霊感」「神秘」「呪文」「魔力」「誠実」「貞節」「愛」です。
オカルト好きに向く他、常識よりも自分の感覚を大事にしている人にも合うでしょう。
この他、「トレニア」にも「ひらめき」という花言葉は付きます。
「ひらめき」と似た意味の花言葉を持つ花
「ひらめき」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「ナンテン(南天)」
メギ科ナンテン属の常緑樹です。
花よりも、緑の葉と赤い果実のコントラストが鑑賞対象です。
赤は縁起の良い色とされ、名前も「難を転じる」という解釈で、凶事を避ける魔除けの縁起物になります。
鬼門(北東)や裏鬼門(南西)に植えられる事もあります。
他にも葉を防腐剤代わりにしたり、果実を喉の薬にするなど、有用な樹木です。
こういった臨機応変に役立つ性質から付いたのが「機知に富む」という花言葉です。
必要性に目ざとく気付いて動くイメージですから、「ひらめき」に近い意味と言えるでしょう。
他の花言葉は「福をなす」「良い家庭」「私の愛は増すばかり」です。
家族の為、庭に植えるのに向きます。
「ヒイラギ(柊)」
モクセイ科モクセイ属の常緑樹です。
尖った葉でよく知られる樹木ですが、花の芳香も特徴です。
葉のトゲが老木になるとなくなっていく事、西洋で冬の厳しさを「ヒイラギ」で予想していた事、防犯のために先を見越して植えられる事などから「先見の明」という花言葉が付きます。
「先見の明」には、何らかの「ひらめき」が最初にあると考えられるため、近い意味と言えるでしょう。
これ以外の「ひらめき」に近い花言葉としては「センノウ(仙翁)」に「機転」があります。
まとめ
「ひらめき」という花言葉を持つ花は「マンサク」「トレニア」です。
似た花言葉の花として「ナンテン」「ヒイラギ」「センノウ」があります。
「ひらめき」のある人ばかり評価したくなりますが、それを地道に形にする人も重要です。
