この記事では、「退社することとなりました」について詳しく紹介します。
「退社することとなりました」とは?
退社することを伝えるフレーズで、取引先や社内の人などに挨拶する場合に用いられます。
「となりました」は、結果としてそうなったという意味になります。
退社には仕事を終えて帰宅するという意味もありますが、この場合には会社を辞めるという意味で使われています。
単に仕事を終えて帰宅するという場合には、「となりました」といった言い回しはしないからです。
「退社することとなりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会社を辞める挨拶として用いる場合、取引先などに対しては退社する日ではなくその2〜3週間前に送るのがマナーとされます。
仕事の引継ぎなどもあるため、退社日当日だと相手が困ってしまうこともあるからです。
急に辞めることになった場合などには、お詫びの文面も入れておくようにします。
また、社内の人にメールで伝える場合には、退社日当日で問題ありません。
それから退社理由などについても詳しく書く必要はなく、「一身上の都合」などにとどめておくことが多いです。
「退社することとなりました」を使った例文
・『一身上の都合により、8月末に退社することとなりました』
・『一身上の都合により、本日をもちまして退社することとなりました』
「退社することとなりました」の類語や言い替え
「退社することとなりました」は、「退職することとなりました」や「退社いたします」「退職いたします」などの言い替え語があります。
退職は職から退くという意味で、会社を辞めることを表しています。
そのため退社を退職に言い替えることができます。
退社も会社を辞めることを表していますが、仕事を終えて帰宅するという意味もあるので会社を辞める時は分かりやすいように退職を使う人もいます。
「退社いたします」や「退職いたします」は自ら会社を辞めるという意味です。
「退社することとなりました」は結果として退社することになったというニュアンスですが、退社することに違いはありません。
まとめ
「退社することとなりました」は退社することを伝えるフレーズで、最後の挨拶によく用いられています。
「退職することとなりました」や「退社いたします」「退職いたします」などの言い替え語があります。
