業務が完結できた時には、「終わらせることができました」と言うことがあります。
報告の上で必要なこの表現の用法や注意点、そして言い換えなどを確かめてみましょう。
「終わらせることができました」とは?
自身が関与した何らかの作業について、最後までやり遂げられたことを相手に伝える時の表現です。
「終わらせることができました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
その日の自分に割り当てられていた業務や、以前から時間をかけた制作などは、やがて完了する時がやって来るものです。
その際に上司や関係する人に対して「終わらせることができました」と報告を入れるために使うことになります。
終わらせることができた状況も含めて伝えるべき時もあり、例えば「無事に」と「なんとか(苦労の末)」では、終わらせた時の印象が全く違ってくるでしょう。
そして相手に対して「おかげさまで」や「ありがとう」の感謝の意を併せる表現を付けるのも適切です。
ただしよく使われる「終わらす」という言い方は、丁寧な言葉ではないので避ける必要があります。
「終わらせることができました」を使った例文
・『おかげさまで無事に終わらせることができました』
・『早く終わらせることができましたので、本日の仕事は終了です』
「終わらせることができました」の類語や言い替え
「完了することができました」は、全てを終わらせることを表している「完了」を用いた形です。
「締めくくることができました」は、物事に結末を付ける意味がある「締めくくる」を使って似た意味となります。
「やり遂げることができました」は、最後まで完全にやり終えることを意味する「やり遂げる」を使った表現です。
まとめ
作業などをやり遂げたことを関係者に知らせする時に言うのが、「終わらせることができました」なのでした。
これを用いるなら感謝の意を伝えるのが良いでしょう。
言い換える場合は、終わらせるを完了や締めくくるなどの形にすると良いです。