「ちなみに」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ちなみに」とは? ビジネス用語

ここでは「ちなみに」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ちなみに」とは?

「ちなみに」は、参考までに、と言い替えることができます。

よって、そこまでの話の内容に少し付け加えることがあるという時に向いている表現です。

口語、文章は問わず、そのどちらでもこの前までで一応の説明などが終わった後に、「ちなみに、このようなケースでは〜」のように用いられます。

例えば、「このサービスは平日のみご利用いただけます。

ちなみに、土日や祝日は施設として休業日にさせていただいています」
のような具合で、その「ちなみに」以下の部分がなくとも特に支障はない会話や文章なものの、親切にそこまで述べておくといった使い方になると考えていいでしょう。

「ちなみに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ちなみに」は、それほど大切ではないものの、知らせておいた方がいいだろうと思ったことを続けるための接続詞となります。

また、この表現を使う側から、それまでの話に関連する何かを聞きたいといった用い方をしてもよく、その場合には、「ご納期の件、了承しました。

ちなみに、それより早めに納品をしても問題ありませんか」
などと使われています。

そちらの使い方ではなく、前述の親切としてこれ以下の内容を続ける場合には、あくまで補足になるものにするべきなので、大切な内容を述べる使い方はするべきではないので注意してください。

「ちなみに」を使った例文

・『価格は49,800円となっています。ちなみに、消費税を含んだ価格です』
・『当日に○○さんが来れなくなったと聞きました。ちなみに△△さんは問題なく時間通りに来られそうですか』

「ちなみに」の類語や言い替え

・『尚』
「なお」と平仮名に開いて用いてもよく、「ちなみに」と同様に、付け加えたい内容を続ける時に用いられます。

ほとんど同じ使い方になると考えて構いませんが、こちらの場合はそれ以下も(程度としてはそれほどでもないものの)併せて知っておいて欲しいという時に向いており、そういう内容の時にはこの表現を使うといいでしょう。

まとめ

「ちなみに」は、それまでの内容に付け加えたい内容がある場合に用いられる接続詞になります。

そこまで大切ではない、知っておくと少し便利だというくらいのそれに向いており、こちらから相手の話に併せてこれも聞いておきたいといった使い方をすることもできます。

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