「色あせぬ愛」の「色あせぬ」とは、いつまで経っても古ぼけない、希薄にならないことを表す言葉です。
つまり、「最初と変わらず」「色濃いまま」という意味合いであることが分かります。
「色あせぬ愛」は、いつまでも深い愛情に包まれている様子を表現しており、親子の愛情や絆、あるいは、いつになってもいくつになっても愛し合う二人にピッタリの花言葉であるといえます。
「色あせぬ愛」の花言葉を持つ花
「色あせぬ愛」を花言葉に持つ花々をご紹介します。
相手への深い愛情を表現するシーンに相応しい花たちです。
「センニチコウ(千日紅)」
「センニチコウ」は、千日紅の名の通り、長期間咲き続けることから「色あせぬ愛」のイメージがあります。
切り花をはじめ、鉢植えや寄せ植え、花壇など様々なシーンで親しまれ、暑さにも強く丈夫であることも、「変わらない」「強さ」のニュアンスから「色あせぬ」という表現に繋がっているのでしょう。
「ユキノシタ」
「ユキノシタ」の花言葉は「深い愛情」で、「ユキノシタ」の葉に含まれる成分が、耳の病やひきつけなどに効果があるとされ、親がこどもの手当をする際に用いられたことから、「深い愛情」の花言葉が付いたとされています。
こどもを思う気持ちは、いつになっても変わることなく、古ぼけることのない色あせない愛情です。
「色あせぬ愛」の似た意味の花言葉を持つ花
「色あせぬ愛」の類語をヒントに、似た意味合いの花言葉を持つ素敵な花々をご紹介します。
「サボテン」
「枯れない愛」の花言葉で有名な「サボテン」。
乾燥に強く、「どんな逆境にも負けない」というイメージから、「枯れない愛」という花言葉が付いたそうです。
刺々しい様子とは対照的に、「相手を思う優しさや愛情」を心の深いところに持っている人を表しているかのようです。
「アングレカム」
「いつまでもあなたと一緒」という花言葉をもつのが「アングレカム」です。
静かな佇まいは、心の深いところに秘めた愛情を映しだしているようです。
相手の表情を伺いながらも「いつまでもあなたと一緒にいたい」というメッセージを伝えているのでしょう。
まとめ
「色あせぬ愛」という花言葉には、「いつまでも変わらぬ愛情」というニュアンスがあるため、愛し合う二人にピッタリの花言葉です。
「色あせない」「枯れない」「一緒にいたい」といった花の永遠の華やかさを映す言葉が印象的です。
また、親子の絆や愛情も、いつまでも色あせることない愛です。