「申します」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「申します」とは? ビジネス用語

ここでは「申します」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「申します」とは?

「申します」は、言いますと使っているのと同じ表現です。

自己紹介の際に「私は○○と申します」と用いた時には、「私は○○と言います」とするのと意味は同じで、それを丁寧にした形です。

この例では自分に対して使っていますが、このように用いる相手に失礼にならないためにそうしていると考えてよく、誰かが言っているという意味で、「○○さんも同様のお考えだと申しますが〜」といった使い方をすることもでき、この時には少し形を変えて「申しております」とした方が合っています。

こちらで使う場合にはそのように話していた相手、及びこう伝える相手のどちらにも配慮して丁寧にしていると考えていいでしょう。

「申します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「申します」は、そのまま言いますと言い替えられます。

ですが、全てのケースでそれを丁寧にした形として使える訳ではなく、例えば、「これは○○と言いますが〜」という使い方を「申しますが」と言い替えると、場合によっては丁寧過ぎておかしくなってしまうので注意してください。

よって、何かをこのように呼ぶという意味で「言います」と使う場合の言い替えには合わないと覚えておくといいでしょう。

そのため、自分がそういう者だという自己紹介や、誰かがそのように言っているという時に限り、丁寧にしてこのように使えると考えてください。

「申します」を使った例文

・『ご紹介が遅れましたが、私は○○株式会社の△△と申します』
・『お世話になっております。○○と申しますが、△△さんはいらっしゃいますか』

「申します」の類語や言い替え

・『申し上げます』
少し形を変えてこのようにすると、「申し上げます。

○○については来週に詳しいことが決まるそうです」
といったように、「お伝えいたします」を堅くした表現になります。

「申します」とは使い方が異なるため、そちらの代わりには使えないので注意してください。

まとめ

「申します」は、「言います」を丁寧にした表現です。

ただし、自分がそのような者だと使う場合や、誰かがそう言っているという使い方以外には向いておらず、何かがそのように呼ばれているという意味の「〜と言います」などという用い方の言い替えにはならないので注意してください。

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