本記事では、「厳しい」の言い換え語を解説します。
「厳しい」とは?どんな言葉
厳しいとは、僅かなゆるみすらも許さず厳重な様子や、いい加減さを許容しないことを意味する言葉です。
また困難な様子をも表します。
「厳しい」の言い換えのお勧め
ここでは「厳しい」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「厳格」
◆ 使い方やニュアンスの違い
厳格とは、手加減や曖昧な態度などを許さず、とても厳しい様子を表す言葉です。
「私の父は厳格とは正反対でした」などと用いられます。
厳格は厳しいよりも強めのニュアンスで、よく敬語に用いられる形です。
「厳重」
◆ 使い方やニュアンスの違い
厳重とは、いい加減なことをせず、厳しく対処するという意味の言葉です。
「スタッフには厳重に注意しておきます」のように使われるでしょう。
こちらも厳しいよりも重たい態度になります。
「厳正」
◆ 使い方やニュアンスの違い
厳正とは、基準などを厳格に遵守し、公正な言動をすることを表します。
「これは厳正な対処をしなければいけません」といった形になります。
厳しいや厳格などに比べて、決まり事に関わっているという違いがあるでしょう。
「厳しい」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「厳しい」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Severe(シビア)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Severeとは、厳しい状態や容赦がない様子を表す英単語です。
日本語でも「とてもシビアな問題です」のように使われることがあります。
厳格と言うよりもシビアと言ったほうが、カジュアルな印象になるでしょう。
「辛辣」
◆ 使い方やニュアンスの違い
辛辣とは、人に対して言う事や批評がとても厳しいことを意味する言葉です。
「ちょっと辛辣な言い方をされました」などと言われることがあり、厳しいに比較すると言葉がきついというニュアンスが強くなります。
「過酷」
◆ 使い方やニュアンスの違い
過酷とは、厳し過ぎることやとても酷いことを意味しています。
「この過酷な状況を乗り越えて」というふうに使用されるでしょう。
厳しいや厳格よりも度が過ぎる状態に適しています。
まとめ
厳しいの言い換えを探すと、「厳」を使ったものが揃っているのでした。
いずれも微妙に意味合いが違っているので、よく確認したほうが宜しいでしょう。