1970年代に流行し、今でも人気が衰えることがない永井豪の漫画に「バイオレンスジャック」というものがあります。
それでは、この「バイオレンス」とはどういう意味でしょうか。
また、「バイオレント」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「バイオレンス」と「バイオレント」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バイオレンス」とは?
「バイオレンス」とは、英語の「violence」をカタカナ表記したもので、暴力あるいは猛威という意味の言葉です。
「バイオレント」とは?
「バイオレント」とは、英語の「violent」をカタカナ表記したもので、暴力的という意味を持つ言葉です。
「バイオレンス」と「バイオレント」の違い
「バイオレンス」と「バイオレント」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、暴力に関係ある言葉なことは同じですが、大きな違いがあります。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、名詞であるのが「バイオレンス」であり、形容詞なのが「バイオレント」ということになります。
したがって、使い方としては「バイオレンス」は単独で使えますが、「バイオレント」の場合は暴力的な何かを後に続ける必要があります。
冒頭でご紹介した「バイオレンスジャック」は「バイオレントジャック」が正しいと思われますが、日本語での使い方として名詞をつなげて表現するのはよくあることなので、間違いであるとは言えません。
「バイオレンス」の例文
・『「バイオレンス」とは暴力のことです』
・『戦国自体とは、まさに「バイオレンス」が日本中を支配していた時代です』
「バイオレント」の例文
・『「バイオレント」とは、暴力的なという意味の言葉です』
・『映画の暴力シーンのことを英語で「バイオレントシーン」と言います』
まとめ
この記事では、「バイオレンス」と「バイオレント」の違いを、解説してきました。
序文でご紹介した「バイオレンスジャック」ですが、作者が描きたかったのは未来の戦国時代の姿であったそうです。
そのバックグラウンドの通り、他の永井豪作品よりも多くの登場人物が現れるまさに群雄割拠の世界でした。