この記事では、「SaaS」と「PaaS」の違いを分かりやすく説明していきます。
「SaaS」とは?
「SaaS」とは“Software as a Service”を略した言葉で「ソフトウェアをサービスとして提供する」という意味を表します言葉です。
「サース」や「サーズ」と読まれています。
「SaaS」の具体例としては人事評価システムのソフトウェアや経理会計のソフトウェアをクラウド上でエンドユーザーへと提供するサービスが挙げられます。
「SaaS」の使い方
「SaaS」は名詞として使われています。
「PaaS」とは?
「PaaS」とは“Platform as a Service”を略した言葉で「プラットフォーム、すなわちOSをサービスとして提供する」という意味を表す言葉です。
読みは「パース」になります。
「PaaS」では、WindowsやMacのようなOSを搭載したシステムをクラウド上でユーザーへと貸し出されます。
「PaaS」の使い方
「PaaS」は名詞として使われています。
「SaaS」と「PaaS」の違い
「SaaS」は「ソフトウェアをサービスとして提供する」という意味を表し、「PaaS」は「プラットフォーム=OSをサービスとして提供する」という意味を表します。
したがって、「SaaS」ではプラットフォーム=OSの貸し出しは行われません。
また、「SaaS」と「PaaS」に似た言葉に「IaaS」という言葉もありますが、こちらは“Infrastructure as a Service”を略した言葉であり、「基盤をサービスとして提供する」という意味を表します。
ユーザーはクラウド上でコンピューターリソースを借りることができます。
「SaaS」の例文
・『SaaSの無料体験を利用することにした』
「PaaS」の例文
・『企業のホームページではPaaSの導入事例が紹介されていた』
まとめ
「SaaS」と「PaaS」はそれぞれ別の意味を表す言葉ということでした。