この記事では、「アルペンスキー」と「クロスカントリースキー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アルペンスキー」とは?
ゲレンデの坂を颯爽と滑り速さを競うのが「アルペンスキー」です。
たいていはスタート地点から一人で決められた道順を滑り、途中いくつもの旗の横を通過してゴールラインを目指すのです。
元々はノルディックスキーを元にした競技であり、踵であるビンディングを板に固定した状態で急な坂を転倒せずに滑りきり、いかに速い記録を出せるかが面白いところになります。
欧州では20世紀にはすでに始まっていた競技であり、アルプスというドイツ語が「アルペンスキー」として使われるようになったのです。
「クロスカントリースキー」とは?
平地を滑って進み、ときには力を振り絞って坂を駆け上がって下りるなどして速さを競うのが「クロスカントリースキー」です。
一般の人ではかなり体力を使い、スキー板を履いた状態で移動する競技であり、見る人を興奮させます。
選手はスキー板を足に固定して滑り、両手に持ったスキーポールで地面を蹴るようにして前に進むのです。
また、坂やカーブ、平面と様々な場所をクリアしてゴールラインを目指します。
いかに左右の脚を平行させた状態で前へ左右とハの状態に突き出しながら滑る競技です。
「アルペンスキー」と「クロスカントリースキー」の違い
「アルペンスキー」と「クロスカントリースキー」の違いを、分かりやすく解説します。
広い雪上をスラローム、アルペンコンバインド、スーパーG、ダウンヒル、ジャイアントスラローム、混合団体といった技を見せてゴールへ速度を出して滑りきる競技を「アルペンスキー」といいます。
競技に出るときは専用のレーシングスーツを着た上で目を保護するゴーグルと頭を守るヘルメットを被るのが決まりです。
また、流れ止めしないようストッパーが付いた板を選ぶのも規則となっています。
もう一方の「クロスカントリースキー」は、平面をハの字で前に向って進み、緩やかなカーブは滑る競技です。
下り坂以外はスケーティング走法でゴールを目指します。
まとめ
雪上で行われる競技を2つご紹介しましたが、種目や規則に違いがあります。
どのような点が異なるか、競技を紹介するサイトで調べてみるといいでしょう。