この記事では、「俤」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに弟で「俤」の読み方
「俤」は国字で、音読みはなく、訓読みで「おもかげ」と読みます。
「俤」の漢字の意味や解説
「俤」とは、「おもかげ」、「心に浮かぶ様子」などを表しています。
また、「おもかげ」は「面影」の漢字表記もあります。
「俤」は「にんべん」に「弟」と書きますが、「にんべん」は漢字の偏の一つで、人間に関することを表しています。
そして、「弟」は音読みで、「ダイ」、「テイ」、「デ」、訓読みで「おとうと」と読んで、「おとうと」、「弟子」などを表しています。
「俤」の地名や名前での使われ方
・『俤子』【ていこ】
人名で用いられています。
・『俤橋』【おもかげばし】
神田川に架かる「面影橋」のことで、安藤広重の浮世絵にも描かれています。
・『隅田川続俤』【すみだがわごにちのおもかげ】
歌舞伎の演目の一つです。
まとめ
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。