くさかんむりに逢で「蓬」の読み方とは?簡単に解釈

くさかんむりに逢で「蓬」の読み方とは? 読み方

この記事では、「蓬」の読み方を分かりやすく説明していきます。

くさかんむりに逢で「蓬」の読み方

「蓬」の漢字の音読みは「ホウ」で、訓読みは「よもぎ」です。

「蓬」の意味や解説

「蓬」の漢字の意味としては、訓読みにあるキク科の多年草性植物の「よもぎ」の意味と、「砂漠地帯に生えて、風に吹かれると根が抜けて転がり飛ぶ草の名前」や、「よもぎの一種の草の名前」として、使われています。

また、「くしゃくしゃに乱れる様子」「仙人の棲み家」と言った意味もあります。

「よもぎ」の語源としては、「よく燃える草」「よく萌える」だとされています。

この草の名前に「蓬」の漢字が当てられたのは、「逢」の漢字のつくりが、「足元」の象形の「久」とその下の表記が、「草や木の葉の寄り合い茂る」象形であることからだとされています。

「蓬」の熟語での使い方や使われ方

「蓬」の漢字が「砂漠地帯に生えて、風に吹かれると根が抜けて転がり飛ぶ草の名前」の意味で使われている熟語:『転蓬』【てんぽう】「風に吹かれ、根を離れてころがるよもぎ、及びそこから転じて、流浪することや旅人の身のこと」を意味する熟語です。

「蓬」の漢字が「よもぎの一種の草の名前」の意味で使われている熟語:『蓬屋』【ほうおく】「草ぶきの家や、みすぼらしい家のこと」を意味する熟語です。

「蓬」の漢字が「くしゃくしゃに乱れる様子」の意味で使われている熟語:『蓬頭』【ほうとう】「ぼうぼうに伸びた頭髪のこと」を意味する熟語です。

「蓬」の漢字が「仙人の棲み家」の意味で使われている熟語:『蓬壺』【ほうこ】「蓬莱山の異名」を意味する熟語です。

「蓬莱山」は中国古代の戦国時代に説かれた神仙境の一つです。

滋賀県にも、同名の「蓬莱山」という山があります。

まとめ

「蓬」の漢字の音読みは「ホウ」で、訓読みは「よもぎ」です。

タイトルとURLをコピーしました