この記事では、「随時」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「随時(ずいじ)」の意味
「随時」には「適切なタイミングで行う様」や「日時に制限のない様」、「好きな時にいつでも」という意味が含まれています。
「随」は「したがう」や「共にする」、「ついていく」、「思いのまま」、「言いなりになる」という意味を含める漢字です。
副詞として、『不測の事態にも即対応できるように随時、確認を行うようにする』や『この端末は誰でも随時、利用できるようになっている』などのように使われています。
「随時」の類語や言い換え
「随時」の類語や言い換えは以下の通りです。
・『時々(ときどき)』
「その時その時」や「一定の時間を置いて繰り返される様」、「稀にある様」などの意味を含める言葉です。
『実家には時々、顔を出すようにしている』や『最近の天気は時々、急に崩れることがある』などのように使われています。
・『往往(おうおう)』
「物事が時々やしばしばの間隔で起こる様」という意味を表す言葉です。
『時代の変革というものは往往にして起こるものだ』や『稀代の天才は往往にして現れるものだ』などのように使われています。
・『折折(おりおり)』
「その時その時」や「時々」、「段々」、「徐々に」などの意味を表す言葉です。
『四季折々の写真が飾られていた』や『あの人は折折目にすることがある』などのように使われています。
・『間間(まま)』
「頻繁でこそないものの、時々現れる様」や「物と物とのあいだ」などを意味する言葉です。
『こういうトラブルは間間あるものである』や『大きなチャンスというものは間間巡って来る』などのように使われています。
「随時」の類義語や言い換え
「随時」の類義語や言い換えは以下の通りです。
・『臨時(りんじ)』
「予め定められた時ではなく、その時その時の事情に応じて行うこと」や「一時的であること」、「その期間だけであること」という意味を表す言葉です。
『臨時でミーティングを開くこととなった』や『臨時でニュース番組差し替えられることとなった』などのように使われています。
・『不定期(ふていき)』
「日時や期限が一定ではないことやその様」という意味を表す言葉です。
『不定期にメンテナンスが実施される』や『不定期にイベントが開催される』などのように使われています。
まとめ
今回は「随時」について紹介しました。
「随時」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせるようにしましょう。