この記事では、「証拠」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「証拠」の意味
「証拠」の意味は、「物事・事実を明らかにするための拠り所になるもの」になります。
「証拠」とは、「その主張や物事が事実(真実)であるのか否かを証明するための根拠」を意味している名詞なのです。
「証拠」は裁判用語としては、「根拠(あかし)を必要とする事実が実際に存在するのかについて、裁判官が適切な判断をするための拠り所になる資料」を指しています。
「証拠」の言い換えや例文
「証拠」の言葉は、以下のような類語の言葉で言い換えることができます。
「証拠」の例文も紹介します。
「証拠」の類語や言い換え
「証拠」と似た意味を持っている類語を紹介していきます。
・『証左』(しょうさ)
「証左」は「証拠」と全く同じ意味を持っている同義語です。
そのため、「証左」は「証拠」の類語であると考えることができます。
「証左」の意味は、「ある物事・主張が事実であることを明らかにすることができる拠り所」になります。
・『根拠』(こんきょ)
「根拠」という言葉は、「ある物事の判断・仮説的な推論などを成立させることができる証拠や拠り所」の意味合いを持っています。
また「根拠」には、「その人の行動の正しさを支えている客観的な事実」といった意味もあります。
・『あかし』
「あかし」の言葉は、漢字で表記すると「証」になります。
「あかし」というのは、「自分の意思表明に間違いがないことを示す証拠」や「ある物事が事実であることを示す根拠」を意味している言葉です。
「証拠」を使った例文
「証拠」という言葉を使った例文を以下で紹介していきます。
・『彼女がカバンを盗んだという証拠でもあるのでしょうか』
この例文は、「彼女がカバンを盗んだことが事実であることを確認できる根拠でもあるのでしょうか」を意味しています。
・『盗難車が使われていたこともあり、このひき逃げ事故の容疑者を断定する証拠が見つかりません』
この例文は、「容疑者を断定する証拠」の部分で「容疑者を断定する拠り所になるもの(写真・映像・証言など)」を指し示しています。
・『SNSの誹謗中傷に対して法的措置を取るためには、誹謗中傷の画面を保存する証拠集めが重要になります』
この例文は、「誹謗中傷コメントの画面を保存するなど、第三者が見ても誹謗中傷の事実があると確認できるものを集めることが重要になる」の意味を持っています。
まとめ
今回は「証拠」の言葉について詳しく紹介しました。
「証拠」の意味や類語をしっかりと理解して、日常生活やメールの文章執筆などで正しく使いこなせるようにしましょう。
