「ピンクのオダマキ」は、キンポウゲ科オダマキ属のピンク色品種です。
オダマキは古くから日本でも西洋でも親しまれてきた花です。
すぼんだ花弁5枚の花の後ろに、萼片が5枚生えて花弁のように見えるという、「スイセン」を思わせる構造です。
今回は、「ピンクのオダマキ」の花言葉について解説します。
「ピンクのオダマキ」の花言葉
「愚か」「手玉に取る」「会いに行きます」といいます。
具体的な意味の言葉や、悪い意味の言葉が混じるため、贈る時にはよく相手に合わせる必要があります。
「他の花言葉も裏の意味で使っているのでは」と、深読みする人には向きません。
「愚か」
オダマキに共通する花言葉です。
ヨーロッパの喜劇に出て来る女性「コロンバイン」は、いわゆる「ボケ」を担当するキャラクタですが、彼女がアイコンとして持つ杯の形にオダマキが似ていた事によります。
尚、コロンバインはオダマキの英名です。
愚かなフリして笑いを取る役は、愚かな人には到底出来ません。
それが理解出来なかったり、舞台と現実を混同するのは、大変に愚かな事でしょう。
誰かに贈るには向かない花言葉です。
自分を見つめ直すという意味では合いますが、悪い言葉は近くにあると使ってしまうので、別の言葉にした方が無難です。
「手玉に取る」
「ピンクのオダマキ」固有の花言葉です。
ピンクの柔らかさや、男女の仲をイメージさせるところから、「愚かなフリして相手の心を手玉に取る」という連想で付いた花言葉です。
自分が恋人より年下や目下の場合、少し愚かに見せると「可愛い」と思われやすいものです。
ここ一番で知恵のあるところを見せると、「凄い」と感心させられるでしょう。
逆に、最初から知恵を見せ、時に愚かなところを見せるというのも好感に繋がります。
もっとも、演じてばかりいると、相手が自分のどの姿を愛しているのか分からなくなってしまうので、「素」は早いうちに見せないと後が大変です。
恋愛上手の親しい友人へ贈るのに向きます。
恋人に贈る場合、「これから手玉に取るから」とふざけ合う程度なら良いでしょう。
「会いに行きます」
白いオダマキには「あの方が気がかり」、赤いオダマキには「心配して震えている」という花言葉が付きますが、優しい色合いの「ピンクのオダマキ」は良い展開を予想させる花言葉になります。
人と会うのは嬉しいものです。
もし、会う相手が嬉しくない人ばかりだとしたら、人間関係か生活を少し整理した方が良いでしょう。
ストレスしか与えない相手と、会い続ける必要がどれだけあるか考えるべきです。
デートの誘いのメッセージへ添えるのに向く花言葉です。
尚、特に親しくない相手にいきなり送ってはいけません。
まとめ
オダマキは複雑でふわふわした印象のある形ですが、「ピンクのオダマキ」は一層柔らかく優しい雰囲気になります。
花言葉を知れば、親しみも感じられるでしょう。
花をより好ましく感じさせてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。