「アキランサス(アルテルナンテラ)」という花をご存知でしょうか。
「アキランサス(アルテルナンテラ)」は、ブラジルを原産国とする、ヒユ科アルテルナンテラ属の多年草です。
今回は「アキランサス(アルテルナンテラ)」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「アキランサス(アルテルナンテラ)」の花言葉
小さな白色の花を咲かせる「アキランサス(アルテルナンテラ)」の、3つの花言葉をご紹介します。
「燃え上がった情熱」
紅葉した姿が、「燃え上がった情熱」の由来とされています。
「アキランサス(アルテルナンテラ)」の葉は、秋になると赤く紅葉します。
花よりも葉の観賞を楽しむ植物とされているため、紅葉した姿は存在感があり見応えがあります。
紅葉すると一面が赤くなることから、花言葉に「燃え上がった」という表現が使われています。
「変身」
紅葉により葉の色が変化することから、「変身」という花言葉が生まれました。
「アキランサス(アルテルナンテラ)」の葉は、紅葉すると種類により様々な色に変化します。
赤色・黄色・ピンク色・オレンジ色・紫色など、葉の色としては珍しい種類もあります。
秋になると鮮やかな姿に変身する、「アキランサス(アルテルナンテラ)」らしい花言葉です。
「愛するとさめる恋」
紅葉すると花よりも葉に注目が集まることから、「愛するとさめる恋」という花言葉が生まれました。
「アキランサス(アルテルナンテラ)」は、秋口になると小さな丸みのある可愛らしい花を咲かせます。
花が咲いた後に紅葉が始まると、鮮やかな色に変化した葉の方がより目立つようになります。
紅葉すると花の存在感が薄れていく様子を、「愛するとさめる恋」という言葉で表しています。
美しい紅葉の前には、健気に咲く小さな白い花にも注目してみてください。
「アキランサス(アルテルナンテラ)」の名前の由来
「アキランサス(アルテルナンテラ)」は、ギリシャ語で「雄しべ」「互生」という意味の言葉が合わさった名前です。
雄しべの付き方が名前の由来と言われています。
「アキランサス(アルテルナンテラ)」の豆知識
「アキランサス(アルテルナンテラ)」は、カラーリーフとして人気がある植物です。
単体で育てるのもシンプルで良いのですが、寄せ植えに適していると言われています。
鮮やかな色の葉が、他の植物の花を上手く引き立ててくれるためです。
葉は寒さに弱く、冬の時期には枯れてしまうことが多いのですが、春から秋にかけて長く楽しむことができます。
お気に入りの花と一緒に美しい紅葉まで楽しむ事ができる、魅力的な植物です。
まとめ
小さな白色の花と鮮やかな色の葉が美しい、「アキランサス(アルテルナンテラ)」についての解説でした。
どこかで見かけた時は、花言葉を思い浮かべてみてください。