この記事では、「徳永善也」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「徳永善也」とは
徳永善也とは、アイドル的な人気を博したロックバンドのチェッカーズでドラムを務めていたミュージシャンです。
クロベエという愛称で親しまれていました。
福岡県久留米市の出身で、同郷だった藤井フミヤらと共にチェッカーズを1980年に結成します。
高校卒業後に上京し、「ギザギザハートの子守唄」でデビューしました。
セカンドシングルの「涙のリクエスト」が大ヒットし、次々とヒット曲を生み出しました。
チェッカーズは1992年に解散します。
「徳永善也」の晩年
徳永善也は一時、芸能界から離れていた時期があります。
チェッカーズ解散後には「Little Bach」というバンドを結成しますが、CDの売上がイマイチだったことやメインボーカルが脱退したこともあり解散しました。
事務所を退所して、トラックの運転手をしていた時期もあったといいます。
その後、ライブにドラマ―として参加するようになり、2002年からはWILD-Gというバンドに加入しました。
WILD-Gは、かねてから親交があった隈富太郎が率いていたバンドです。
WILD-Gの活動とは別に、アブラーズというバンドも結成しています。
アブラーズは、チェッカーズのメンバーだった大土井裕二や武内亨、藤井尚之と一緒に結成したロックバンドです。
晩年は精力的に音楽活動をしていました。
「徳永善也」の死に様
徳永善也はアブラーズを結成直後、舌癌であることが判明します。
音楽活動をするかたわら、入退院を繰り返していました。
そして、2004年8月17日に亡くなりました。
享年40です。
「徳永善也」の死に様の信憑性
徳永善也の死因となった舌癌は口腔癌の一種で、舌にできる癌のことをいいます。
闘病中もライブに積極的に参加しており、普段と変わらない様子を見せていました。
しかし、発音がしにくくなるといった症状は出ていたようです。
亡くなる1か月程前に、アブラーズのイベント「あぶらまつり」のステージに立っています。
それが最後のステージでした。
死後、アブラーズのメンバーや藤井フミヤらが発起人となり、送る会が催されています。
まとめ
徳永善也は晩年、アブラーズというバンドを結成して積極的に音楽活動に取り組んでいました。
しかし、舌癌を患い闘病生活を送ります。
そして40歳という若さで亡くなりました。
