「クリスマスローズ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「クリスマスローズ」の花言葉とは? 花言葉

凍えるような寒い季節に俯くように咲く「クリスマスローズ」、茶花として「雪おこし」「寒芍薬」「八手花笠」という美しい名を持つこの植物は、ヨーロッパから西アジア原産のキンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草です。

ちょうどクリスマスの時期から春先まで雪にも負けず可憐な花を咲かせます。

今回はそんな「クリスマスローズ」の花言葉について詳しく見ていきましょう。

「クリスマスローズ」の花言葉「わたしの不安を和らげて」

「クリスマスローズ」の花言葉ひとつめは「わたしの不安を和らげて」です。

古代のヨーロッパでは、「クリスマスローズ」の持つ清廉な香りは病気や狂気、憂鬱からその身を守ってくれるという言い伝えがありました。

またすべて枯れはてたような雪の下でもけなげな花を咲かせて心を慰めてくれることから「わたしの不安を和らげて」という花言葉が与えられました。

日の光が少なくなる冬は心が弱りがちになる季節。

「クリスマスローズ」の花を身近に置いて明るい気分を取り戻しましょう。

「クリスマスローズ」の花言葉「わたしを忘れないで」

「クリスマスローズ」の花言葉ふたつめは「わたしを忘れないで」です。

中世ヨーロッパでは戦争に旅立つ男性が、「自分を忘れないで欲しい」という思いを込めて恋人に「クリスマスローズ」を贈ったそうです。

「クリスマスローズ」が花を咲かせる冬から春は別れの季節でもあります。

離れがたいあの人へ、思いを込めて「クリスマスローズ」を贈り物にしてみてはいかがでしょうか。

「クリスマスローズ」の花言葉「中傷」

「クリスマスローズ」の学名「ヘレボルス」はギリシャ語で「殺す(helein)」という言葉と「食べ物(bore)」という言葉が組み合わさってできており、直訳すると「食べると死ぬ草」という意味になります。

その名のとおり根には心臓に作用する毒が含まれており、また草の汁も触れるとかぶれる恐れがあります。

その毒性から「中傷」という花言葉が与えられました。

また葉もギザギザと尖っているので触れると怪我をする可能性も。

「中傷」とはなるべく距離を取っておきたいものです。

「クリスマスローズ」の花言葉「合格」

「クリスマスローズ」の日本独自の花言葉に「合格」があります。

これは「クリスマスローズ」の花に見える部分が実は萼であることに由来し、決して散ることがないため「合格」という花言葉になりました。

受験を控えている人への贈り物に最適な花です。

まとめ

「クリスマスローズ」は種を蒔いて増やす植物です。

しかし同じ種でも花色や形、模様が変化するため、交配を楽しむ園芸家にとって熱狂的な人気があります。

おうち時間の長い冬の季節、ぜひあなただけの「クリスマスローズ」を育ててみてください。

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