この記事では、「長い」と「永い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「長い」とは?
「長い」には、3つの意味があります。
1つめは、隔たりが大きいことです。
「像の鼻が長い」のように空間的な隔たりのことを意味しています。
2つめは、時間的な隔たりが大きいことです。
ある時点を基準にして、そこから別の時点までの隔たりを意味します。
「長い時間会議をしていた」のような使い方をします。
3つめは、のんびりしていること、辛抱強いことです。
「気が長い」のような使い方をします。
「永い」とは?
「永い」は「長い」と同じ意味があり、空間的、時間的な隔たりがあることを意味します。
「永」という漢字は、本流から支流が別れる川をかたどっています。
支流がある川は長く、そこから「ながい」を意味します。
「長い」と「永い」の違い
どちらも同じ意味を持っていますが、空間的な隔たりがあるという意味で使用する場合は、一般的には「長い」の漢字を使用します。
のんびりしているという場合も、「長い」を使用することが一般的です。
「永い」は時間的な隔たりがある場合に使用されることがあります。
まとめ
どちらも同じ読み方をして、同じ意味を持っています。
しかし、空間的な隔たりやのんびりしていることには、「長い」の書き方がされることが一般的です。