この記事では、「歯牙にもかけない」の意味を分かりやすく説明していきます。
「歯牙にもかけない」とは?意味
「歯牙にもかけない」とは、「まったく相手にしない」や「問題にもしない」との意味で使用される言葉です。
「歯牙にかける」とは、歯や牙にかけることです。
これは食べる動作の初動であり、それすらもしない様子を「歯牙にもかけない」と表現しているのです。
「歯牙にもかけない」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、後輩が会議で部長に食ってかかったとします。
しかし、後輩の安っぽい議論に対して、部長はまったく相手にする様子がなかったのです。
このような場合に、「その時の部長は、歯牙にもかけない様子でした」と述べるとよいでしょう。
これにより、全く相手にしていないような様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
「歯牙にもかけない」の例文
「歯牙にもかけない」を使った例文を挙げます。
・『歯牙にもかけない態度でした』
・『歯牙にもかけない様子でした』
・『歯牙にもかけないように見えました』
まとめ
このように「歯牙にもかけない」は、「まったく相手にしない」や「問題にもしない」ことを意味する言葉です。
様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。