木へんに入で「杁」の読み方とは?簡単に解釈

木へんに入で「杁」の読み方とは? 読み方

この記事では、「杁」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに入で「杁」の読み方

「杁」という漢字の音読みはありません、訓読みは「いり」です。

「杁」は中国には元々存在していない漢字であり、日本において独自に考え出された「国字」です。

「杁」は日本の国字であるため、中国の漢字の読み方を起源とする音読みがありません。

「杁」という漢字は現代の日本語ではほとんど使われず、一般的な文章の中で「いり」と読むこともありません。

「杁」は主に「杁ヶ池(いりがいけ)・小杁町(おいりちょう)・杁ヶ根(いりがね)」などの名前、あるいは「杁江(いりえ)・野杁(のいり)」などの地名として訓読みで読まれる漢字となっています。

「杁」の漢字の意味や解説

「杁」の漢字は日本で考案された「国字」であり、その意味は「河川や田んぼに流れ込む水量を調節するための水門」となります。

「杁」の漢字は元々は、「川・湖から流れ込んでくる水を調節するための水門・樋(とい)などの設備」を意味していました。

ただし、現在では「杁」「地名・人名(名字)」での使用例が大半になっています。

「杁」の地名や名前での使われ方

・『杁ヶ池』【いりがいけ】
「愛知県長久手市に実際に存在する地名」を指している言葉です。

・『杁ノ洞』【いりのほら】
「愛知県長久手市に実際にある地名」を意味しています。

・『小杁町』【おいりちょう】
「愛知県江南市に実在する地名」です。

「小杁町千代見・小杁町長者毛西・小杁町本郷」などたくさんの区分がある土地です。

・『杁』【えぶり】
「福岡県遠賀郡水巻町に実在する地名」を示しています。

・『杁江』【いりえ】
「杁の漢字が使われている珍しい名字」です。

・『杁山』【いりやま】
「杁の漢字を使っている全国でも少ない名字」を指しています。

・『二杁』【にいり】
「杁の漢字が使われている珍しい名字」を意味する言葉です。

・『野杁』【のいり】
「杁の漢字を使っていて全国で約500人しかいないとされるレアな名字」です。

まとめ

この記事では、木へんに入と書く「杁」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「杁」という漢字について詳しくリサーチしたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました