この記事では、「小耳に挟む」の意味を分かりやすく説明していきます。
「小耳に挟む」とは?意味
「小耳に挟む」は「こみみにはさむ」と読みます。
意味は「噂程度にちらりと聞くこと」です。
聞くともなしに、人との会話の中やSNSのコメントなどで、ある情報が入ってくることです。
自分から一生懸命情報を集めようとするのではなく、なんとなしに概要が分るもので、現在では、人の話だけではなくメールやSNSなどから情報が入って来ることにも使われます。
「小耳に挟む」の概要
「小耳に挟む」の「小耳」は「小さく耳にする」から転じて「ちらりと聞くこと」という意味、「挟む」は「物と物との間に差し入れる」から転じて「何かをしている途中に、別のものを入れる」という意味です。
「何かをしているに途中に聞こえてくること」という意味で、「ちらりと聞くこと」のたとえとして使われています。
「小耳に挟む」の言葉の使い方や使われ方
「小耳に挟む」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼女が結婚するという噂を小耳挟んだ』
・『さっき小耳に挟んだところによると、どうも会社が危ないそうだ』
・『上司が転勤になるかも知れないと小耳に挟んだ』
まとめ
今回は「小耳に挟む」について紹介しました。
「小耳に挟む」は「噂程度にちらりと聞くこと」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。