家の間取りを考える時、日当たりの良い「南のキッチン」を選ぶ事もあるでしょう。
風水的には、この方角のキッチンは、少し注意が必要です。
ここでは、「南のキッチン」の風水における注意点や、解決法について、詳しく解説していきます。
「南のキッチン」の風水での注意点
風水においてキッチンは、陰陽五行の陰と陽、火と水の気が相剋する、不安定な場所とされます。
煮炊きに使うコンロは、木炭でもガスでもIHでも、強い陽の気と火の気を持ちます。
そして、流しの陰の気と水の気は、調理の度に高まる陽の気と火の気を弱めるのです。
一方、南は陽の気と火の気を持つ方角です。
弱まるから補えば良いというものでもなく、火を使う時と使わない時で、釣り合う水の量が変わり、常に不安定になるのです。
こうなると、調理に集中出来ず、仕上がりの料理にも良い気が入ってくれません。
また、日光が入るキッチンだと、気温が上がりすぎてしまい、置いてある食材が傷みやすいという問題点もあります。
「南のキッチン」の風水でのオススメや解決策
南の方角からの影響を小さくする事で、気は安定します。
日光が直接入るなら、カーテンで和らげましょう。
換気も良くする事で、滞ったり乱れた気が洗い流されます。
また、火と水以外の五行の気を揃える事で、全体としてのバランスも取れるようになります。
他の木金土はそれぞれ、青や緑、ゴールドや白、黄色や茶色のものを飾る事で補えます。
調理器具に使うのも良いでしょう。
まとめ
「南のキッチン」は、陽の気や火の気が不安定になりやすい場所です。
日光が入る事で、気温が上がり、食材が傷みやすくなるという問題もあります。
方角からの影響を小さくするように、日光はカーテンで和らげ、換気を良くしましょう。
また、木金土の気を補う事で、五行のバランスが取れます。
それぞれの色の置物や調理器具を使うと良いでしょう。