「自律」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「自律」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「自律」の対義語
「自律」(じりつ)の対義語は「他律」(たりつ)です。
「自律」という言葉は、「自分で自分の意志や言動をコントロールすること」を意味しています。
「自律」というのは、「他からの強制を受けず、自分で確立した規範(ルール)に従って行動する」の意味を持つ言葉なのです。
「自律」と反対の意味を持つ対義語が「他律」です。
「他律」という言葉の意味は、「他からの支配や命令を受けて行動すること」になります。
「他律」とは、「自分の意志ではなくて、他者の指示や外部の決まりによってコントロールされること」を示しています。
「自律」を連想する対義語(反対語)
「自律」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「制御される」【せいぎょされる】
「制御される」という言葉は、「他から自分の行動や発言、意志決定をコントロールされること」を意味しています。
「制御される」は、「自分の意志や理性で自分の行動を決めることができない」といった意味のニュアンスを持っているのです。
その意味合いから「制御される」は、「自分で自分の言動を律する」の意味を持つ「自律」の対義語といえます。
「指示される」【しじされる】
「指示される」というのは、「他者からこうしなさいといった指図を受けること」の意味を持っている言葉です。
「指示される」の言葉には、「自分で自分の行動を決めるのではなく、他者に指図してもらってそれに従う」のニュアンスがあります。
「自律」は「自分の意志で行動を決める」を意味しています。
その意味の違いから、「指示される」は「自律」を連想させる反対語になっているのです。
「受動的」【じゅどうてき】
「受動的」という言葉の意味は、「相手の意見や指示に対して受け身であるさま」になります。
「受動的」の言葉には、「抵抗したり反論したりすることがなく、相手の主張・命令を受け入れてしまう」のニュアンスが備わっています。
「自律」は「他者に対して受け身ではなく自分で判断して行動する」を意味している言葉です。
「受動的」は「自律」とは反対の意味を持っている対義語なのです。
まとめ
「自律」と反対の意味を持つ対義語は「他律」になります。
この記事では「自律」と「他律」の意味を解説して、「自律」を連想させる対義語(反対語)として「制御される・指示される・受動的」を紹介しました。
「自律」の対義語・反対語について詳しく知りたいときは、この記事を参考にしてください。