「絶対」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「絶対」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「絶対」の対義語
「絶対」【ぜったい】の対義語は「相対」【そうたい】です。
「絶対」という言葉は、「他のものと関係なく、それだけで成り立つこと」を意味しています。
「絶対」には「他に比べたり対立したりするものがない」のニュアンスがあります。
また「絶対」は、「他の規則・人物などによる制限を受けない」も示唆しています。
「絶対」とは反対の意味を持っている対義語が「相対」です。
「相対」は「他の物事との関係や差異によって成り立つ」を意味しています。
「相対」には「他の比べるものがなくては単独では存在できない、意味が生まれない」のニュアンスが伴っています。
「絶対」を連想する対義語(反対語)
「絶対」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「比較」【ひかく】
「絶対」には、「他と比較するものがなく、そのもの単独で成り立っている」といったニュアンスがあります。
「比較」という言葉は、「あるものと他のものを比べること」を意味しています。
「比較」は「他と比べてその差を見つける」を示唆する言葉です。
二つの言葉の明確な違いから、「比較」は「絶対」を連想させやすい反対語なのです。
「対照的」【たいしょうてき】
「対照的」という言葉は、「あるものと他のものを比べた時にその違いがとても目立っていること」の意味合いがあります。
「絶対」というのは、「他に比べるものがなくて、その差を気にする必要もない」を示している言葉です。
それぞれの言葉が正反対の意味を持っていることから、「対照的」は「絶対」の対義語として解釈できるのです。
「制限」【せいげん】
「制限」というのは、「他の決まりや人物によって自由・権限を縛られること」を意味している言葉です。
「絶対」は「絶対的な権力者」などの言葉があるように、「他の誰かやルールなどに縛られないこと」を含意しています。
それらの意味の違いから、「制限」は「絶対」をイメージさせることが多い反対語になっているのです。
まとめ
「絶対」と反対の意味を持つ対義語は「相対」になります。
この記事では「絶対」と「相対」の意味を解説して、「絶対」を連想させる対義語(反対語)として「比較・対照的・制限」を紹介しました。
「絶対」の対義語・反対語について詳しく知りたいときは、この記事をチェックしてみてください。