「暗示」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「暗示」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「暗示」の対義語
「暗示」(あんじ)の対義語は「明示」(めいじ)です。
「暗示」という言葉は「はっきり言葉で示すのではなく間接的に示すこと」を意味しています。
「暗示」には、「言語あるいはイメージ・図像などによって、その人の行動・心理状態を誘導すること」といった異なる意味合いもあります。
「暗示」とは反対の意味を持っている対義語に「明示」があります。
「明示」という対義語は、「言葉・文字などによって明らかに示すこと」を意味しています。
「暗示」を連想する対義語(反対語)
「暗示」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「顕示」【けんじ】
「顕示」という言葉は、「誰にでも分かるように明らかな形で示すこと」を意味しています。
「顕示」は「自己顕示・顕示欲」などの熟語で使われることが多いのですが、「第三者にもすぐに分かるようにはっきり見せる・示す」の意味合いを持っています。
「直接的には分かりにくい形でそれとなく示す」の「暗示」とは反対の意味を持つ対義語が「顕示」なのです。
「指示」【しじ】
「指示」というのは、「指図する・命令する」の意味を持っている言葉です。
「指示」には、「ある事物や人物を直接指し示す」といった異なる意味もあります。
「暗示」という言葉は、「直接的に指し示すのではなく、間接的にそれとなくほのめかす」を意味しています。
それらの意味の違いから、「指示」は「暗示」をイメージさせる反対語といえます。
「明確にする」【めいかくにする】
「明確にする」という言葉の意味は、「明らかにすること」になります。
「明確にする」という言葉には、「誰もが誤解せずに認識できるように、はっきりした形で明らかにする」といった意味のニュアンスが備わっています。
「間接的に示す」を意味する「暗示」とは反対の意味を持っている対義語が「明確にする」になります。
まとめ
「暗示」と反対の意味を持つ対義語は「明示」になります。
この記事では「暗示」と「明示」の意味を解説して、「暗示」を連想させる対義語(反対語)として「顕示・指示・明確にする」を紹介しました。
「暗示」の対義語・反対語について詳しく調べたいときは、この記事を参考にしてください。