「微力」の対義語はいったいどういった言葉なのでしょう。
今回はフォーマルな場面で使われることが多い「微力」という言葉の対義語を紹介していきます。
「微力」の対義語
「微力」の反対の意味を持つ対義語は、「強力」です。
「微力」という言葉は力が弱く足りないという意味を持っています。
それに対して「強力」は大きな力のことを指す言葉です。
「強力」という言葉は日常生活でも使用される言葉で、力の大小を説明する言葉として「微力」と「強力」は対義語の関係にある言葉として使用されます。
「微力」を連想する対義語(反対語)
「微力」は単純に力の小ささを表すだけの言葉ではありません。
へりくだった言い方をするときに使用することもあり、日本人ならではの謙遜の精神を表した言葉でもあります。
そのため、「微力」には「強力」以外にもふさわしい対義語が存在します。
「全能」【ぜんのう】
自分や相手の力の大きさを表す意味として「微力」の反対と言える言葉が「全能」です。
「全知全能」などの言葉でも知られる単語で、あらゆる能力を備えているという意味の言葉です。
あまりにも小さい能力を「微力」という言葉で表現することがあり、この意味で使われた場合対義語は「全能」ということになります。
「支配的」【しはいてき】
「微力」は小さな影響力という意味でも使用され、自身の力が及ぶ範囲を謙遜して使用されます。
一方で、「支配的」は大きな影響力を行使し、対象に大きな影響力を行使することを意味している言葉です。
「支配的」は現代ではネガティブな意味で使用されることが多く、「微力」という謙遜の言葉とは正反対の意味合いを含有しています。
「無力」【むりょく】
小さな力を表す「微力」に対して、全く力がない状態を表す「無力」も対義語として使用されます。
「微力」はわずかな量でも力がある状態で、「無力」は全く力が存在しないという意味で反対の意味を表しています。
まとめ
「微力」は謙遜することを美徳とする日本人がビジネスなどの現場で使用する言葉です。
「微力」の対義語である「強力」も一般的に使用頻度の多い言葉です。
その意味は単純な力の大小を示すだけにとどまらないので、使用する場面に合った対義語を選択してください。