「委細」という言葉の対義語を上げて詳しく説明していきます。
さらに「委細」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「委細」の対義語
「委細」(いさい)の対義語は「概略」(がいりゃく)です。
「委細」という言葉は、「物事の細かくて詳しい事情や内容」を意味しています。
「委細」というのは、「ある事柄の詳細な事情」を示している言葉なのです。
「委細」は副詞的な使い方をする際には、「ある物事についてのすべて」の意味で使われます。
「委細」に対して「概略」とは、「細かい内容については略したあらまし」の意味を持っている言葉になります。
「概略」の意味するところは、「ある物事についての(詳細ではない)大まかな内容および事情」なのです。
「委細」を連想する対義語(反対語)
「委細」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「大雑把」【おおざっぱ】
「大雑把」という言葉は、「細かいところまで行き届いておらずラフなさま」を意味しています。
「大雑把」というのは、「大まかで丁寧ではないさま」を意味している言葉なのです。
「大雑把」は簡単にいえば、「大まかで雑なこと」を示唆している「委細」を連想する対義語なのです。
「概要」【がいよう】
「概要」とは、「ある物事の重要な部分だけをまとめたもの」を意味しています。
「概要」という言葉は、「全体や詳細な内容ではなくて、大まかに要点をまとめたもの」を示しているのです。
「委細」は「細部に至るまでの詳細な内容」の意味を持っているので、「概要」は「委細」とは反対の意味を持つ対義語として解釈することができます。
「大略」【たいりゃく】
「大略」という言葉の意味は、「細かいところは略した大まかな内容」になります。
「大略」というのは、「ある物事についての大まかなあらまし」を指している言葉です。
「大略」には、「大雑把な数字や程度」の意味もあります。
それらの意味合いから、「大略」は「委細」を連想する反対語として挙げることができるのです。
まとめ
「委細」と反対の意味を持つ対義語は「概略」になります。
この記事では「委細」と「概略」の意味を解説して、「委細」を連想することになる対義語(反対語)に「大雑把・概要・大略」があることを示しました。
「委細」の対義語・反対語について詳しく調べたいときは、この記事を参考にしてください。
