「合憲」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「合憲」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「合憲」の対義語
「合憲」(ごうけん)の対義語は「違憲」(いけん)です。
「合憲」という言葉は「憲法の条文やその趣旨・解釈に違反していないこと」を意味しています。
「合憲」には「憲法違反ではなく法的に有効である」といった意味のニュアンスがあります。
「合憲」とは反対の意味を持っている対義語が「違憲」になります。
「違憲」という言葉は、「憲法の趣旨や条文の内容に違反している」を意味しています。
「違憲」は「憲法違反であるためその法律や判決は無効」を含意しています。
「合憲」を連想する対義語(反対語)
「合憲」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「憲法違反」【けんぽういはん】
「憲法違反」という言葉は、「憲法の条文・趣旨に反している状態」を意味しています。
「憲法違反」の言葉には、「違憲立法審査において憲法に反していることが指摘されたためにその法律は無効」といった意味のニュアンスもあります。
「憲法違反」は、「憲法の趣旨に合致している」を示す「合憲」とは反対の意味を持っている対義語です。
「違法」【いほう】
「違法」という言葉の意味は、「法律の規定に違反している」になります。
「違法」というのは、「法律に反していて逮捕や裁判・処罰の対象になること」を示している言葉なのです。
「合憲」は「憲法に反しておらず法的に有効である」の意味合いを持っています。
両者の意味の違いから、「違法」は「合憲」を連想させる反対語の一つといえます。
「イリーガル」
「イリーガル」というのは、「合法的ではないさま」を意味している言葉です。
「イリーガル」という英語由来の言葉には、「法律の定めに反している違法な状態」といった意味のニュアンスが込められています。
「イリーガル」は、合法性を示唆する「リーガル」の対義語です。
「イリーガル」は、「憲法の規定に反していない」を意味する「合憲」の対義語でもあります。
まとめ
「合憲」と反対の意味を持つ対義語は「違憲」になります。
この記事では「合憲」と「違憲」の意味を解説して、「合憲」を連想させる対義語(反対語)として「憲法違反・違法・イリーガル」を紹介しました。
「合憲」の対義語・反対語について詳しく調べたいときは、この記事を参考にしてください。