「黒檀」は高級素材として仏壇やピアノに利用されている木材の一種です。
「黒檀」には風水的にどのような意味があるのでしょうか。
今回は、「黒檀」の風水的な意味と活用する時に注意すべきことについて解説します。
「黒檀」の風水での効果
「黒檀」の風水における効果は「魔除け」「安定」です。
「黒檀」は熱帯に自生するカキノキ科カキノキ属の熱帯性常緑高木のうち木材として利用される数種類の総称です。
名前の通り美しい黒色が特徴で、ムラがなく深みのある黒色のものほど高級とされています。
非常に硬く丈夫で変質しにくいことから仏像や仏具などに広く用いられている高級素材です。
植物としては非常に珍しい漆黒に染まった素材であることから風水では何にも染まらない気高さや誇り高さを持つと解釈され、邪気や負の気を寄せ付けない優れた「魔除け」の力を持つと考えられています。
外部の影響を受けないことから「安定」の象徴でもあります。
冷静さや自信など心の不安定さを取り除くのに効果的です。
「黒檀」の風水で気を付けるべきこと
「黒檀」を風水で活用する場合は「乾燥」に注意が必要です。
非常に硬く傷つきにくい「黒檀」ですが、木材なので内部に水分を含んでいます。
乾燥した場所に放置すると水分が抜けて植物が持つ生命のエネルギーが失われてしまいます。
風水力が下がるだけでなくヒビや欠けもできやすくなるので乾燥には要注意です。
世界中で高級素材として珍重される素材なので「偽物」にも注意してください。
風水では同じような見た目のものには似たような力が宿ると考えられていますが、悪意を持って作られた偽物に関してはその限りではありません。
持った時に軽過ぎるものや色に深みがないものは偽物の恐れがあります。
まとめ
風水は使い方次第で良い方向にも悪い方向にも作用します。
正しく使えば運気を大きく上げる効果を期待できますが、使い方を間違えれば幸運を招くどころか逆効果になってしまいます。
「黒檀」を正しく理解して効果的に風水を活用してください。