厄年を迎えたり、日常的に何となく物事の巡りが良くない時、「厄落とし」や厄祓いについて考える事もあるでしょう。
ここでは、「厄落とし」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「厄落とし」のスピリチュアルでの象徴や意味
厄は日常的に降り積もっていく穢れなどが溜まる場合や、運命の大きな流れとして訪れる場合があります。
これを祓う「厄落とし」は、神社などでお祓いを受けたり、お守りやお札などに背負わせる、といった形で行われます。
七五三や節分の豆まきなども「厄落とし」の行事です。
儀式として定まったもの以外にも、日常的な入浴などの禊ぎ、掃除、ものを捨てる、ものが壊れる、転ぶといったものが「厄落とし」になっている場合もあります。
「厄落とし」のスピリチュアルメッセージ
「厄落とし」した時やその後の展開や感情にメッセージは顕れます。
実は厄落としになっている事も多くありますが、認識している方がよりはっきりと訪れます。
「厄落とし」のスピリチュアル的な解釈
「厄落とし」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「厄落とし」いい意味での解釈
「厄落とし」がスムーズに進み、心が軽くなる、肩の荷が下りる感じ、清浄な空気に包まれた感覚、落ち着いた感じ、何も感じない、といった場合は良い意味です。
上手く厄が祓えており、運気の流れは正常に戻り、物事は上手く進むようになります。
今まで、失敗続きで諦めかけていたものも、思い切って再挑戦してみると良いでしょう。
何も感じないのは、そもそも祓うべき厄が溜まっていなかったという顕れです。
「厄落とし」悪い意味での解釈
「厄落とし」のための儀式などがトラブルで中止になる、「厄落とし」したけれど気が晴れない、余計に気が重くなった、不幸は続いている、どうせ効果なんかないと思う、といった場合はあまり良い意味ではありません。
厄が大きすぎて、1度の「厄落とし」では不充分な状態です。
このような時は、日々の振る舞いを整え、溜まる厄を減らしながら、既に溜まった厄は少しずつ継続的に落としていきましょう。
尚、「厄落とし」に対し懐疑的になるあまり、「厄が落とせない方が良い」と考えている場合も、良くありません。
信じない事を試しても無意味ですので、止めましょう。
まとめ
「厄落とし」は、日常的な厄や、運命の中で訪れる大きな厄を祓うものです。
良い意味としては、適切な「厄落とし」で厄が祓われ、運気が正常に戻っている状態です。
一方、厄が大きすぎて、1度で落とせない場合もあります。
このような時は、1度で落とす事にこだわらず、日々の振る舞いで新たな厄を減らし、少しずつ継続的な「厄落とし」で祓っていくと良いでしょう。