この記事では「何分初めてのことで」について解説をします。
「何分初めてのことで」とは?意味
なにしろ経験が少ないので、という意味です。
「何分」は「なんふん」ではなくて、「なにぶん」と読みます。
はっきりしない内容を漠然と表したり、多くはない数量を漠然と表したりします、また、適切な行動を求めるときや、他のことよりも優先すべき事柄を述べて弁解をするときに用います。
「初めて」はこれまでに経験したことがない事柄が起こるさまをいいます。
「何分初めてのことで」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側にとって初めてで、それを弁解するときに用います。
これまで働いていた部署とはまったく違う部署に異動をした人のことで説明をします。
これまで営業の仕事をしていた人が、事務の仕事をすることになりました。
まったく違う仕事内容なので、やることは初めてのことばかりです。
今まで使ったことのない機械を扱うこともあり、使い方がわからないこともあります。
仕事ができないと、その理由を説明したくなることもあると思います。
そういったときにこの言葉が使われます。
誰にでも初めてのことはあるので、できないことがあっても仕方がありません。
しかし、できるように努力をすることも大切です。
職場で「できない」とばかり述べていては、能力のない人と見られてしまうでしょう。
「何分初めてのことで」を使った例文
・『何分初めてのことで、かってがわからないのです』
「何分初めてのことで」の返答や返信
初めてのことで物事のやり方がわからないようならば、やり方を教えるとよいでしょう。
代わりにやった方が早いかもしれませんが、それでは相手は成長できません。
同じような状況になったとき、また自分が代わりにやらなければならないことにもなります。
教えれば知識や技術が身につき、今後は自分でできるようになるはずです。
初めてなのである事柄ができず、落ち込んでいるときにこのような発言をすることもあります。
落ち込んでいるようならば、励ましの言葉をかけるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、初めてなのである事柄を弁解するときに用いるものです。
初めてなので仕方がないこともありますが、できるように努力をすることも大切です。