「ありがたいお言葉」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「ありがたいお言葉」とは?
このフレーズは、自分を称賛する相手の言葉に対して謙遜した表現のことを言います。
自分を称賛する語句なので言葉の意味合いはお褒めの内容であったりお礼であったりします。
その相手からの称賛の言葉に対して「滅相もない」「そんなことは無い」と思うような内容の時に返す言葉です。
同じような意味合いのフレーズに「身に余るお言葉」という言葉がありますが、このフレーズとの違いは謙遜の表現が含まれているかどうかの違いになります。
つまり、このフレーズには謙遜の意は含まれておらず、「身に余るお言葉」には謙遜の意が含まれている点です。
どちらも目上の人に対して用いられますが、このフレーズの方は謙遜の意味が付いていない語句のため、このフレーズを含む文全体を敬語表現にする必要があります。
「ありがたいお言葉」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
このフレーズの使い方は、例文で具体的に説明する方が分かりやすいため、その手法で説明します。
たとえば、「君の論文は論理的で分かりやすく、新規性に富んだ素晴らしい論文だったよ」との教授からの誉め言葉に対して、「それほどではありません。
ありがたいお言葉ありがとうございます」といったやり取りで使われます。
「ありがたいお言葉」を使った例文や文章
・『ありがたいお言葉をいただきありがとうございます』
・『ありがたいお言葉痛み入ります』
・『ありがたいお言葉をいただき恐縮でございます』
「ありがたいお言葉」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
同じ意味合いのフレーズとしては、「身に余る言葉」「過分なお言葉」「光栄なお言葉」「もったいないお言葉」「お褒めのお言葉」などがあります。
まとめ
ありがたい言葉をいただくことは大変うれしいことであり、今後の励みにもなります。
ありがたい言葉をいただいたときは即座に感謝の気持を伝えるようにしましょう。
