「会う」は敬語でなんと言う?「会う」の使い方や敬語での使い方についてまとめます。
「会う」の意味
「会う」という言葉は、誰かと誰かが顔を合わせること。
あらかじめ場所や時間を決めて対面で会う場合や、偶然出会う場合などのことを言います。
良い意味でも、悪い意味でも、様々なシーンで使用することができます。
「会う」の敬語表現について
「会う」は、誰に使うかによって、敬語の形が変わります。
主語が取引先の人などの目上の人で、目上の人が誰かに話す場合
・尊敬語「お会いになる」「会われる」
自分よりも暗いの高い人が、他の人に会うときに使う表現方法です。
主語が自分で、自分が目上の人に話す場合
・謙譲語「お目にかかる」「お会いする」
目上の人に話しかけている時に、使う表現方法です。
立場が関係なく、丁寧に話しをする場合
・丁寧語「会います」
「会う」に「ます」の丁寧語が合わさることで、「会います」になります。
話す相手や、話の内容や状況に関わらず、使うことができます。
尊敬語には、「会われる」という表現方法もありますが、「会われた」という受動的な意味合いとしても受け止められてしまう可能性があるため、尊敬語として使用する場合には、「お会いになる」を使う方が、よいでしょう。
「会う」の敬語を使った一例
・『社長は、加藤様にお会いになったことがあります』
・『初めてお目にかかります。田中よりご紹介にあずかりました、安達と申します』
・『今日、北川さんと会います』
丁寧語で使用することができる「会います」は、単独で使われる以外にも、「お会いになります」「お目にかかります」などのように、尊敬語や敬語に付くこともあります。
これは、敬語が二つ組み合う使い方ですが、二重敬語にはなりません。
より丁寧な表現方法となります。
まとめ
上記でまとめたように、「会う」は、誰が誰に使うかによって敬語の形が変わります。
正しく使えることで、日常生活の中だけではなく、ビジネスシーンでも会話のやり取りがスムーズに行き、良好な関係を築くことができます。
