「する」の敬語とは?
言葉の使い方や敬語・言い換えについて、まとめていきます。
「する」の意味
「する」というのは、
・ある状態や現象が起きたこと、その状態を感じられること。
・ある状態になること。
・ある状態であること。
・動作や行為を行うこと。
・意図的に物事を行う場合や、ある状態になるように行動すること。
など、様々な状況で使われる言葉です。
日常的にも、ビジネスシーンでも、毎日使用する言葉です。
「する」の敬語での使い方や表現方法
「する」を敬語にすると
・尊敬語では、「なさる」「される」
相手が何かを「する」ことを表す言葉です。
「なさる」の方が、「される」よりも強い敬意を表す言葉として使われています。
・謙譲語では「いたす」「いたします」
「いたす」は、そのままでは使われることはほとんどなく、「いたします」とい使い方が主流となっています。
・丁寧語では「します」
相手や内容を問わず、多くの場面で使われる言葉です。
「する」は、使う相手によって、形を大きく変える言葉になるため、使い分けることが大切になります。
「する」の言い換えや使用例
「メールは確認されましたか?」
「本日の司会を務めさせていただきます」
「確認いたします」
「本日、15時から会議をします」
「する」は、「させていただく」という謙譲語にもなりますが、これは、「いたします」に言い換えることができます。
「させていただく」に関しては、他者から許可をもらう場合で、恩恵がある場合に用いられるものとなり、その他の場合では、不適切な使い方となるため、注意が必要です。
また「する」の敬語は、誤って使われていることも多い言葉になるため、使う際には注意が必要です。
例えば、二重敬語を使ってしまう場合で「ご覧になられる」は、間違った使い方で、正しい使い方は「ご覧になります」となります。
まとめ
「する」というのは、これらのように、自分の行動や、相手の行動など、多くのシーンで使われる言葉です。
ビジネスシーンでも、相手との会話、発表の場、メールや手紙などで使用できる言葉ですので、上手に使えるとよいでしょう。
