風水において龍は、力のある存在です。
その絵を飾る事で、運気を高められますが、より効果を引き出すにはどの方角が良いのでしょう。
ここでは、「龍の絵の方角」の風水における効果や、気を付けるべき事について、詳しく解説していきます。
「龍の絵の方角」の風水での効果
風水における龍は、「黄龍」と「青龍」が代表的です。
黄龍は麒麟と同一視される事もある、四神の長で、合う方角は中央です。
従って金色や黄色の黄龍を描いた絵なら、家の中央にある部屋に飾ると、五行の土の気が高まり家が安定します。
一方、青龍の場合、東を守る神なので、東の部屋に飾るのに向きます。
玄関の場合は、入って右側が「青龍位」に当たるため、ここに飾れば家に入ってくる気全体を浄化し、良い気を高めてくれます。
特に名の分からない龍の絵で、黄色でも青でもない場合、五行に合わせて配置する事で、それぞれの気を高めます。
すなわち、「西」「南」「北」がそれぞれ、白、赤やピンク、黒や紫です。
「龍の絵の方角」の風水で気を付けるべきこと
五行は釣り合いが取れている事が重要です。
黄龍を中央に置くといっても、大量に飾れば釣り合いを崩します。
黄龍が高めるのは土の気のため、安定性や保護の面は高まるものの、土剋水となり水を濁らせるのです。
生命力を支える水の気が弱まれば、健康を損ねます。
つまり、大事にしすぎてひ弱になっていくというイメージです。
黄龍を置くなら、他の四神もそれぞれの方角に飾りましょう。
東西南北で、「青龍」、「白虎」、「朱雀」、「玄武」です。
残り4色の龍でも同じ効果があります。
まとめ
「龍の絵の方角」は、黄龍なら中央、青龍なら東、玄関を入って右も青龍位ですから合っています。
他色の龍の場合、五行に合わせて配置すると良いでしょう。
一方、五行は釣り合いが重要です。
黄龍を中央に置くなら、四神も四方に飾りましょう。
東西南北で、青龍、白虎、朱雀、玄武が当てはまります。