玄関は家の印象を大きく左右する場所です。
ここを吹き抜けにしたら、広々した開放感が得られ、来客にも良い印象が与えられると思うかも知れません。
このような玄関は、風水的にはどのような意味があるのでしょう。
ここでは、「玄関に吹き抜け」の風水における注意点や、解決法について、詳しく解説していきます。
「玄関に吹き抜け」の風水での注意点
風水では、吹き抜けは間取りに「欠け」を生じさせるものとされます。
間取りは長方形が安定しますが、その形から崩れ、気が不安定になるという事です。
これが玄関の場合、更に気は乱れます。
玄関は外から気が入って来る入り口です。
外から入って来た気は、邪気が混じっていたり、勢いが強いもので、玄関で落ち着いて貰ってから、部屋に送られます。
これが吹き抜けだと、玄関内の気の流れが無秩序になり、乱れた気のまま、部屋に流れ込みます。
こうなると、それぞれの部屋が落ち着かず、機能が不充分になってしまうでしょう。
風水から離れても、冷暖房の費用が余分にかかったり、掃除がしにくいといったデメリットもあります。
「玄関に吹き抜け」の風水でのオススメや解決策
「玄関に吹き抜け」は避けた方が良いですが、それでも玄関を吹き抜けにしたいと思う場合、気の区切りを意識しましょう。
1階の天井の高さに網や飾りを張り渡す、玄関に通じる階段や部屋は、ドアはこまめに閉めたり、のれんをかけておく、といった工夫である程度気を玄関に留め、安定させられます。
掃除もこまめにし、玄関そのものから邪気が生じないようにしましょう。
まとめ
「玄関に吹き抜け」は、間取りに欠けを生じさせ、気を不安定にします。
玄関から入った様々な気が、不安定なまま部屋に流れ込み、それぞれの部屋の機能が不充分になってしまうでしょう。
避けた方が良いですが、それでも吹き抜けにしたい場合、気の区切りを意識しましょう。
掃除をこまめにして、邪気を生じさせない事も有効です。
