「心ばかりですがご笑納ください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「心ばかりですがご笑納ください」とは? ビジネス用語

「心ばかりですがご笑納ください」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「心ばかりですがご笑納ください」とは?

「心ばかりですがご笑納ください」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「ささやかではございますがお受け取りください」あるいは「ほんの気持ちですがお納めいただけますようお願い申し上げます」などという意味合いで使われている表現です。

長期間にわたって取引や商売などを続けていく中で、業務担当者や事業責任者などに向けて、記念品や贈り物などをお渡ししたい場合などに使用されています。

「心ばかりですがご笑納ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「心ばかりですがご笑納ください」とは、「大したものでがございませんがお受け取りいただけますとうれしく思います」ないし「形だけではございますがお納めいただけますと幸いです」などという意味合いで用いられる文言です。

文字どおり「笑顔でお納めください」などという意味をもっている「笑納」という語は、ビジネス上では取引相手や得意先などへ向けて「簡単なお気持ちでどうぞ」もしくは「お気軽に」などというニュアンスで用いられており、お祝いやお礼などをお渡しする際の定型的な言葉として使われています。

「心ばかりですがご笑納ください」を使った例文

・『来期20周年を迎える弊社からの感謝の気持ちによりご用意させていただきました記念品でございますので、心ばかりですがご笑納ください』
・『弊社が作成しております毎年恒例の卓上カレンダーが完成いたしましたので、心ばかりですがご笑納ください』

「心ばかりですがご笑納ください」の類語や言い替え

・『つまらないものですがお納めいただければと存じます』
・『気持ちばかりではございますがお受け取りください』
・『ささやかではありますが笑ってお納めいただけますと幸いでございます』

まとめ

「心ばかりですがご笑納ください」とは、ビジネスシーンにおいて「ほんのわずかなもので恐れ入りますがご利用いただけますようお願いいたします」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて上手に使いこなしましょう。

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