家屋に邪気が入るのを防いでくれるシーサーは、沖縄の重要な守り神です。
シーサーを置く場所によっては、風水的な効果も違ってくるでしょう。
適切な置き方、悪い置き方などを確かめてみてください。
「シーサーを置く場所」の風水での効果
沖縄の街を歩いてみれば、どこでも家の屋根の上にシーサーを見かけます。
シーサーの魔除けとしての効果を重視するなら、屋根の受けや門柱の上などがもっとも良いと言われます。
しかし玄関の前や玄関の中に置くことも可能です。
集合住宅の場合には玄関が一般的になります。
その場合シーサーは雌雄一対で使うのが基本です。
口を開けたオスは右、口を閉じたメスは左に置くことが、魔除けの効果を得る上では重要になります。
あるいは方角としては、鬼門の北東に向けると風水的に良いとされています。
また沖縄の魔物(マジムン)は道路を歩くものなので、シーサーも通りに向けて置くこともおすすめです。
「シーサーを置く場所」の風水で気を付けるべきこと
一つだけのシーサーでも、魔除けの効果は得られると言いますが、雌雄2体の効果よりも格段に劣ってしまいます。
また雌雄の位置を間違うと良くないとも言うので、間違わないようにしましょう。
通りや鬼門に向けるのが良いとは言え、玄関で背中を見せる形になるのも、良くないことです。
基本的に正面に顔が見える起き方が優先と、考えてみてください。
また屋根や門柱の上にただおいただけでは、衝撃や地震で落下して不幸を招くかも知れません。
必ず接着剤で固定しましょう。
そしてシーサーを置く場所については、常に掃除をして綺麗にしておくことを忘れないでください。
まとめ
何処にシーサーを置くにしても、魔除けの効果は得られるのでした。
しかし通りや鬼門を重視することや、真正面を向けるなど、効果を上げる起き方を考えることも大切です。
シーサーを正しく置いて、魔除け効果を最大限に受け取りましょう。