家の中や庭に緑があると、目に心地よく、雰囲気も和らぎます。
風水的にも、植物は良いものです。
ここでは、「南西に植物」を置く時の風水における効果や、気を付けるべき事について、詳しく解説していきます。
「南西に植物」の風水での効果
植物は全般的な運気を高めてくれます。
そして、風水において「南西」は「裏鬼門」に当たります。
裏鬼門とは、北東の鬼門の対角にある方位で、悪しきものが家を通り抜けた後の出口です。
当然、邪気が溜まりやすい場所ですが、植物を置く事で気が整います。
特に、尖った葉を持つ植物は邪気を切り裂いて浄化し、常緑の葉は強力な生命力で澱んだ気にも負けません。
「南西に植物」の風水で気を付けるべきこと
一方、植物を置き過ぎるのもいけません。
南西は五行における土に相当する方角です。
木は土から養分を吸い取り弱めるため、木剋土となり土の気が下がり、家の安定性を揺らがせる事になります。
南西に合う植物を、1種類か2種類、絞って置きましょう。
具体的には難を転じるナンテン、尖った葉で邪を払うヒイラギ、鉢植えならパキラなどが良いでしょう。
植物を置く時は、元気に茂っている状態である事が大事です。
萎れていたり、枯れたものは、逆に邪気を発し、抜けて行く筈の鬼を引き留め、家全体の運気を下げます。
手入れは怠らず、枯れたものはすぐ処分しましょう。
まとめ
南西は裏鬼門に当たり、邪気が溜まりやすい方角です。
「南西に植物」を置くと、気が整います。
特に、尖った葉を持つもの、常緑のものなどが最適です。
一方、植物を置き過ぎると、土の気が弱り、家の安定性を損ないます。
枯れた植物は邪気を発するため、手入れは怠らないようにしましょう。