この記事では、「国論」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「国論」の正しい読み方は「こくろん」と「くにろん」どちら
「国」という漢字は訓読みでは「くに」と読み、音読みでは「こく」と読みます。
そして、「論」という漢字は訓読みでは「論(と)く」や「論(あげつら)う」と読み、音読みでは「ろん」と読みます。
「国論」の場合、「国」と「論」それぞれに音読みを当て、「こくろん」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「国論」の正しい読み方は「こくろん」になります。
「国論」の意味
「国論」とは、「国民一般の意見や論」を意味する言葉です。
「国論」の類義語には「世論(よろん/せろん/せいろん)」や「公論(こうろん)」、「民心」や「民意」、「オピニオン」などがあります。
「国論」を含めた熟語には幕末、鎖国制度を廃して、外国との通商を唱えた「開国論(かいこくろん)」やある物事が原因で国が滅びることを唱えた「亡国論(ぼうこくろん)」などがあります。
「国」は「くに」という意味のほか、「ふるさと」や「田舎」という意味が含まれる漢字です。
そして、「論」は「物事の道理を説く」や「是非、善悪を述べる」という意味のほか、「筋道を立てた話や文章」や「見解」、「考え」という意味が含まれる漢字です。
「国論」の言葉の使い方や使われ方
・『その政策を実施するべきか否か、国論は真っ二つに割れた』
・『現内閣に対する国論の調査結果がニュースで報道された』
・『半年前、国論は否定的だったが、現在では肯定的な意見が多いようだ』
まとめ
・「国論」の正しい読み方は「こくろん」になります。
・「国論」とは、「国民一般の意見や論」を意味する言葉です。