この記事では、「呼応」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「呼応」の正しい読み方は「こおう」と「きゅうおう」どちら
「呼」という漢字は訓読みでは「呼(よ)ぶ」と読み、音読みでは「こ」と読みます。
そして、「応」という漢字は訓読みでは「応(こた)える」と読み、音読みでは「おう」と読みます。
「呼応」の場合、「呼」と「応」それぞれに音読みを当てるのですが、「呼」に「きゅう」と読む用法はないので、「こおう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「呼応」の正しい読み方は「こおう」になります。
「呼応」の意味
「呼応」には以下の意味が含まれています。
・「一方の呼びかけや話しかけに対して、相手がそれに応えること」
・「互いに呼び交わすこと」
・「互いに気心を通じ合わせて、物事を行ったり、示し合わせたりすること」
・「文中で、ある語と後に来る語が特定の関係を示すこと、いわゆる係り結びや疑問、否定、仮定の呼応など」
「呼応」の類義語には「意気投合」や「以心伝心(いしんでんしん)」、「息が合う」や「馬が合う」、「共鳴」や「受け答え」などがあります。
「呼応」の言葉の使い方や使われ方
・『小さな町で起こった運動に多くの人々が呼応し、影響は全国に広がった』
・『彼らは互いに呼応して、連携を図りながら仕事に取り組んだ』
・『内と外から呼応して、事態の収拾に当たる必要がある』
まとめ
・「呼応」の正しい読み方は「こおう」になります。
・「呼応」は「一方の呼びかけや話しかけに対して、相手がそれに応えること」や「互いに呼び交わすこと」、「互いに気心を通じ合わせて、物事を行ったり、示し合わせたりすること」などの意味が含まれる言葉です。